Special

「撮ってもらった」自分と、
「撮る」自分。

PROFILE
木村 菜々実
NANAMI KIMURA
2021年入社
サブマネージャー
baby's photo

7歳・七五三撮影

Q.幼少期の撮影当時の様子は?

撮影前の高いテンションに反して
当日は緊張で真顔に……

ディズニーのアニメ作品から影響を受けていた私が、初めてスタジオアリスに撮影に行ったのが7歳の七五三の時でした。スタジオアリスを選んだのは、私が着たい衣装がたくさんあったからで、事前にお店に衣装選びに行くほど、やる気も満々だったんです。

でも、撮影当日はそれまでの雰囲気から一変して緊張で笑顔がゼロに。両親もスタッフさんも「えっ!どうしたの?」となったそうです。そこからは、スタッフの皆さんがいろいろと頑張ってくれたのですが、ニコリともせず撮影を終えました……。もし可能ならば、あの頃の皆さんに「本当にごめんなさい」と伝えたいくらいですね(笑)。でも、家族にとっては、私らしさが出た良い写真としてずっと残してくれています。

Q.「撮ってもらった」自分を見て思うことは?

小さい時の記憶を呼び起こし、
親の深い愛情も感じられる

大人になり、この写真を家族と見て話す中で知ることができたのは、小さい頃の私は人見知りで内気、特に初対面の人とはすぐに馴染めない性格だったということでした。「それでこんなにムスッとした真顔の表情なんだ」と納得するとともに、改めて考えてみると、なんとも自分らしいなとも思えました(笑)。

この写真は表情こそ笑顔ではありませんが、大好きなプリンセスになりたい、ドレスを着たいという願望が叶って、内心はすごく嬉しかったんだろうなとも思えて、ちょっぴり幸せな気持ちにもなれるので不思議な1枚です。

こうした写真を両親が撮ってくれたこと、残してくれていることに深い愛情を感じられて、幸せな気持ちは倍増しますね。

Q.「撮る」自分として、この写真から
仕事に活かせると思ったことは?

撮影だけでなく、空間や雰囲気も
一生の思い出になるように!

スタジオアリスで撮ってもらった写真が家にあり、いろんな節目の時に見直すことで、当時の思い出話に花が咲き、家族全員が笑顔になる。ある一枚から当時起こったことや家族の表情、話していたことを思い出す。そんな幸せな時間を私は何度となく味わってきました。この経験から私は撮る側として、写真だけでなく、スタジオアリスで過ごす時間、その空間そのものが一生に一度の忘れられない思い出、つまり「未来の宝もの」になるということを実感しています。

そのため、撮影はもちろん、その場の雰囲気づくり、思い出づくりを重視することも忘れません。写真撮影だけが上手くいったから良いとは考えず、常にお子さんやご家族の皆さんが楽しめているかにも気を配って、日々仕事をしています。